書道、美術など500点余/市民文化祭児童・生徒の部展示部門
市民訪れ芸術の秋満喫
第17回宮古島市民総合文化祭児童・生徒の部の展示部門が29日、市未来創造センターで開幕した。初日から多くの市民が訪れ、書道や美術、文芸、自由研究の各部門における児童生徒の509点の力作を鑑賞した。展示はきょう30日まで。時間は午前10時から午後5時。
今回の文化祭には、児童生徒から2528点の応募があった。通常は応募全作品を展示するが、今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から入賞作品のみを展示した。
展示の内訳は▽書道143点▽美術93点▽俳句89点▽短歌63点▽作文30点▽詩34点▽工作35点▽自由研究展22点│となっている。
同センターには、朝から多くの市民が詰め掛け、子供や孫たちの力作に食い入るように見入り、受賞作品と一緒に記念撮影をする親子の姿もあった。
工作や自由研究のコーナーでは、工夫を凝らした作品が並び、子供たちが佐良浜の「アギヤー漁」の立体的な模型に興味津々の様子で見入っていた。
親子で会場に訪れた40代の男性は「子供の作品が入賞していたのは知っていたが、どんな作品なのかは分からなかった。実際に見て喜びが倍増している」と話した。
孫娘と一緒に訪れた70代の女性は「みんな上手で、びっくりしている。子供だと思っていても細かい作業もしっかり出来ているので頼もしい」と感想を述べた。
児童生徒の部の受賞者に対する表彰式は、12月24日に市役所2階大ホールで予定されている。