きょうから選手募集開始/トライアスロン宮古島大会
定員1200人、対象は19~65歳/市長「コロナ対策徹底し安全に」
第37回全日本トライアスロン宮古島大会の出場選手申し込みの受け付け(インターネット)が1日、始まる。大会長の座喜味一幸市長らが31日に会見を開き「3年ぶりの大会。新型コロナ対策を取りながら選手を迎えたい」と語るとともに多くの参加を呼び掛けた。第37回大会の開催日は2023年4月16日。定員は前回同様1200人。参加資格は19歳~65歳まで。
大会は宮古島市などが主催。「海・風・太陽(てぃだ) 熱き想い 君を待つ」をテーマにスイム3㌔、バイク123㌔、ラン30㌔で行われる。前回と違う点はバイクとランの距離がそれぞれ短縮される。これにより、3種目を合わせた総距離も167・5㌔になる。
スタートは午前7時、下地与那覇の前浜ビーチでスイムを行う。バイクは宮古島一円を回り、ランは市陸上競技場を発着点とする15㌔の周回コースで実施される。
申し込み期間はインターネットのみで11月1日から30日まで。申し込みは大会オフィシャルページかトライアスロン情報サイト「TRI-X」のレースカレンダーを使う。問い合わせはMSPOエントリー宮古島デスク(電話042・370・7431)まで。参加費は5万円。
出場の内定は、12月下旬に本人宛てに通知される。
市役所で行われた選手募集会見で座喜味大会長は「この3年間、選手の皆さんや地域住民も残念だったと思う。再開に当たり選手の皆さんにとっても大きなパワーに、地域住民からの大きな期待となり、大会成功につながればと思う。多くの皆さんの応募を期待している」と話し、多くの出場を呼び掛けた。
大会競技委員長を務める市スポーツ協会の砂川恵助会長は「地域の人たちも3年ぶりに待っていた。ボランティアを通して島全体に活気が広がる大会になればと思う」と話した。
第37回大会には、前回総合優勝の戸原開人や女子優勝の鷲津奈緒実ら上位入賞者の招待を予定している。