産業・経済
2022年12月6日(火)8:58
沖糖、今月15日スタート/22-23年期キビ
宮糖ともに2期連続年内操業
沖縄製糖宮古工場(仲里典和工場長)は5日、2022-23年期のサトウキビ製糖操業を今月15日から始めることを決めた。年内操業は2期連続。地区内では宮古製糖の城辺工場、伊良部工場、多良間工場も年内操業を決めており、4工場そろって2期連続となる。沖糖は新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して、今回も製糖開始式は中止する。 沖糖の今期の原料(サトウキビ)搬入量は前期の14万6790㌧より1万800㌧少ない13万6000㌧を見込んでいる。収穫予定面積は前期とほぼ変わらない2450㌶だが、反収減となる見通し。操業期間は順調に進めば83日間程度だが「天候次第」(仲里工場長)で見通せない。前期は長雨で気象条件に恵まれず123日間という長期にわたった。