11/24
2024
Sun
旧暦:10月24日 先負 壬 
社会・全般 観光関係
2022年12月13日(火)9:00

宮古島上空を初飛行/ブルーインパルス

曲技飛行に見物客歓声

 

白煙を噴射して伊良部大橋上空を通過するブルーインパルス=11日、伊良部島から撮影

白煙を噴射して伊良部大橋上空を通過するブルーインパルス=11日、伊良部島から撮影

航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が11日、宮古島上空で展示飛行を披露した。観覧会場となった平良港トゥリバー地区の緑地公園には大勢の見物客が詰め掛け、白煙を噴射しながら飛行する6機編隊に大きな歓声を上げた。飛行は航空自衛隊宮古島分屯基地開庁50周年記念のイベントで、ブルーインパルスが宮古島で飛行するのは初めて。

ブルーインパルスは午前8時ごろから宮古空港に次々と降り立ち、展示飛行までの間、駐機した。空港周辺では望遠レンズを装着した人やフェンス越しに滑走路を見詰める人たちが多くいた。周辺道路は混雑した。
観覧会場となったトゥリバー地区にも朝早くから見物客が詰め掛けた。飛行を待つ間は航空自衛隊の南西航空音楽隊が演奏を披露した。

午前11時半すぎ、西側上空にごう音を響かせて、ブルーインパルスが姿を見せると大きな歓声が上がった。伊良部大橋上空からトゥリバー上空へ進入すると、さらに歓声が大きくなった。飛行の最後はライトを点灯し、噴射する白煙で「クリスマスツリー」をかたどった。

飛行後、航空自衛隊宮古島分屯基地の髙木寿宗司令は「那覇空港から飛行するプランだったが、宮古空港からの方がより長く楽しんでもらえると考えた」と説明し、民間空港利用については「平和の祭典である東京五輪でも飛行している隊」と、軍事利用ではないかとの指摘を否定した。観覧した座喜味一幸市長も「政治的な考え方には違いがあるが、(展示飛行は)別物だと考えてもらいたい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!