103人の栄誉たたえる/市民文化祭児童・生徒の部
8部門の受賞者を表彰
第17回市民総合文化祭「児童・生徒の部」の表彰式が24日、市役所で行われた。書道や美術、文芸、自由研究など8部門で市長賞、教育長賞を受賞した103人に、賞状などが贈られた。児童生徒の栄誉をたたえるとともに、今後の活躍に期待を込めた。
今回の文化祭には、児童生徒から2528点の応募があり、509点が入賞した。この日はこのうち市長賞51人、教育長賞52人を表彰した。
主催者あいさつで座喜味一幸市長(代読・垣花和彦企画政策部長)は「コロナに負けることなく、素晴らしい作品を通じて自己表現されたことを心からたたえたい。皆さんが興味があることを通して日々の生活を楽しみ、ますます活躍されることを期待している」と語った。
大城裕子教育長は「表彰された皆さん、おめでとう。今後も得意分野を伸ばして市の文化活動に活躍してほしい。展示会に展示された作品から一人一人の個性と熱意が感じられ、感銘を受けた」と話した。
書道の部で市長賞を受賞した砂川満智佳さん(鏡原中2年)は「表彰式は緊張したが、賞状をもらうことで努力してきて良かったなと感じた。市長賞に選ばれてうれしかったので、また来年も頑張りたい」と感想を述べた。
今年の市民総合文化祭は「創造する市民の文化」をテーマに行われた。展示部門は10月29、30の両日に市未来創造センターで開催された。
新型コロナウイルスの影響によって、今回の総合文化祭は作品展が3年ぶり、表彰式が2年ぶりに開かれた。