歳末商戦が本格化/大型スーパー
正月用飾りがずらり
年の瀬が迫った28日、市内の各大型スーパーでは縁起物の門松など正月飾りがずらりと並び、正月に向けての歳末商戦が本格化している。宮古では新型コロナウイルスの感染状況が比較的落ち着いていることもあり、昨年に引き続き酒類が好調なほか、歳暮用ギフト、正月飾りも例年以上の売れ行きとなっている。特設コーナーでは買い物客が正月飾りなどを吟味して購入していた。
市内のスーパーでは、歳暮や正月飾り、盛り花などの売り場を設置。来店した市民らは、縁起物の門松や玄関に飾るしめ縄、鏡餅などの正月飾りをはじめ、盛り花、歳暮用の食料品や菓子類などを詰め合わせたギフトセットなどを買い求めていた。
ある大型スーパーの副店長は「酒類の売れ行きが好調なほか、オードブルやすしの予約も例年より早く来ている。コロナが落ち着いて家を回りやすくなるからか、歳暮用ギフトセットも売れている」と話した。
また、「観光客が増えて地元や県産品など土産用の品も動いている」と述べた。
自宅や太鼓の稽古場に飾る盛り花を買い求めていた平良西里の女性(60代)は「良い新年がくるように華やかなものを選んだ。来年はコロナが落ち着いてみんなが自由に過ごせるようになってほしい」と話した。