新年の夢と共に大空高く
親子でたこ揚げ楽しむ/ライオンズクラブ主催
「第33回新春親子凧(たこ)揚げ大会」(主催・宮古ライオンズクラブ)が8日、市多目的前福運動場で開催された。親子31組100人が参加。手作りのたこなど、工夫を凝らしたたこが舞い、新春の大空を彩った。参加者らは新年の希望や夢に胸を膨らせ、たこを風に乗せていた。前年は新型コロナウイルス感染拡大で中止となったため、2年ぶりの開催となった。
この日は天候にも恵まれ、親子連れらはたこを手に次々と会場に集合した。宮古島地方気象台(下里)では正午の最高気温が20・5度、東北東の風5・2㍍を観測し、絶好のたこ揚げ日和となった。
子どもたちはたこ糸を威勢よく引っ張り、風に乗せて歓声を上げていた。自慢のたこが空高く舞い上がり、各賞を競い合った。
閉会式で、川満正人大会実行委員長は「天気も良く風もあり、みんなで楽しくたこ揚げができた。これからも親子の触れ合いの機会を作っていきたい」とあいさつした。
同クラブの富山忠彦会長は「皆さんが元気よくたこ揚げする姿を見て、今年は笑顔あふれる1年を送れるように、いろいろなイベントで盛り上げていきたい」と述べた。
審査の結果、本村虹貴君(北小2年)が最優秀賞に選ばれた。本村君は「風が強くてたこが落ちたりして難しかった。賞を取れてうれしい」と喜びを話した。
▽最優秀賞=本村虹貴
▽高くまで昇ったで賞=砂川陽琉
▽デザイン賞=下地千瑛
▽ファミリー賞=根間幸大
▽アイデア賞=難波茉里・実千
▽ハッスル賞=安谷屋颯麻