フレスコボール大会を初開催/前浜ビーチ
国内トップ選手が熱戦/ラリーを続ける技競う
沖縄フレスコボールキャンプ2023(主催・日本フレスコボール協会)が11日、下地の与那覇前浜ビーチで開幕した。県内離島での開催は初めて。国内トップレベルの選手が軽快なラリーを展開した。無料体験会も実施され、市民や観光客が競技を楽しんだ。12日には、フレンドリーマッチ(団体戦)と無料体験会が行われる。
同競技はブラジル発祥のビーチスポーツ。ラケットとボールを使って向かい合う2人が協力してラリーを続け、力強さと技術を審判が採点する。競技時間は5分間、7㍍の距離を保って試合を行う。
この大会が2023年シーズン開幕戦。ブラジル選手権を間近に控えた日本代表選手をはじめ、全国からフレスコボーラーが集結した。
初日は公式戦が行われ、男子、女子、ミックスの3部門で優勝を争った。このうちミックスでは、新城悠也・青木沙耶香ペアが優勝に輝いた。
会場では、公式アンバサダーのお笑い芸人「ありんくりん」らがMCを務め、巧みな話術で笑いを誘って大会を盛り上げた。
無料体験会は2日間開催される。子供からシニアまで参加可能で、会場に訪れた市民や観光客がラリーを楽しんだ。初日は、お笑い芸人の「ゲラゲラ星人」がラリーの相手を務めた。
日本フレスコボール協会の山下祥さんは「東洋一の砂浜で大会を開催したいと考えていた。この砂浜の環境は日本一でロケーションも素晴らしい。沖縄をフレスコボールの聖地にしたいと考えている」と語った。
結果は次の通り。
【男子部門】①古川元樹・新城悠也②諏訪純也・大川拓真③赤塚康太・五十嵐恭雄
【女子部門】①青木沙耶香・落合真彩②大久保美音・岡井花子③買田奈緒美・長もえか
【ミックス部門】①新城悠也・青木沙耶香②杉村秀樹・大久保美音③五十嵐恭雄・落合真彩