ヒルトンホテルが竣工/トゥリバー地区
6月開業予定/8階建て、客室329室
平良久貝のトゥリバー地区で建設が進められていた、大型リゾートホテル「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」の竣工(しゅんこう)祭が25日、同ホテルで行われた。関係者らが神事を執り行い、施設の完成を祝った。開業は6月18日の予定。同ホテルの棚町誠二総支配人は「地産地消と環境への配慮、地元雇用を大切にし、宮古島に貢献できるような運営を目指す」と話した。
竣工祭には三菱地所や鹿島建設、ヒルトン、國場組、大米建設、市関係者らが出席。玉串奉奠(ほうてん)など神事を行った。
同ホテルは、地上8階建てで客室は329室。レストランは四つ、プールは屋内外に計5カ所あり、宴会場やミーティングルーム、チャペルも備える。
敷地面積は5万3909平方㍍。ホテル棟建築面積は6478平方㍍で、延べ床総面積は2万8368平方㍍に及ぶ。伊良部大橋を望めて宮古、下地島の2空港へのアクセスも便利だ。
ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区のティモシー・ソーパー代表は「素晴らしいホテルが完成した。外資系のホテルとして最初に開業できることに興奮している。地域の皆様と一緒に宮古島を世界にアピールしたい」と述べた。
棚町総支配人は「チームメンバー(従業員)も集まっており、開業に向けたトレーニングを行っている。宮古島の皆さんと一緒に島の良い所をプロモーションしたい」と語った。
宿泊予約の受け付けは、24日から公式サイトで始まっている。