目指せ県共進会3連覇/団体賞の5人たたえる
市の産業に尽力、功績顕著/宮古島市
市は30日、市の産業に尽力しその功績が顕著だとして、畜産農家5人を表彰した。5人は第48回県畜産共進会(昨年11月8日、糸満市の南部家畜市場で開催)で2年連続の団体賞に輝いた。座喜味一幸市長は「畜産のメッカに向け、3連覇目指して頑張りましょう」と呼び掛けた。
表彰されたのは島尻博乃さん(平良下里)、島尻誠さん(同西里)、喜屋武隆さん(同東仲宗根)、砂川健治さん(下地嘉手苅)、上地美優桜(ちゅら)さん(平良久貝)。
表彰は、団体賞の優勝旗が飾られた市役所で行われた。
一人一人に賞状と記念品を授与した座喜味市長は、「2連覇は宮古の品質の高さを証明した。3連覇したら、宮古は間違いなく畜産のメッカになる。厳しい道のりだが、今の皆さんの情熱と技術力からすれば3連覇は可能だと確信している。われわれも応援している」と激励した。
同共進会では砂川さんが肉用牛の部「高等登録群」で、「母・はるな」号と「娘・のぞみ」号が優秀1席となり、農林水産大臣賞に輝いた。
また、上地さんは優秀2席を獲得した。
マスコミのインタビューに答えた砂川さんは「これからも市長の要望に応えるよう頑張っていきたい。牛の飼育は朝、昼、夕方の健康管理を心掛けている。共進会への出品は自分への挑戦。優勝したら次への励みになる」と話した。
表彰後は市畜産課の職員が撮影、編集した県畜産共進会での団体2連覇を記録したビデオが流され、参加者は感激を新たにしていた。