4年ぶりの思い込め走る/第37回トライ大会
前回覇者の戸原ら抱負/招待選手8人が共同会見
第37回全日本トライアスロン宮古島大会に招待された有力選手の共同記者会見が14日、JTAドーム宮古島で開かれた。第31回、第32回、第35回大会優勝の戸原開人選手、戸原選手の妻で女子優勝を狙う明子選手ら強人が闘志をみなぎらせた。
会見に出席したのは戸原夫妻のほか、前回総合2位の西内洋行選手、山本真二選手、三澤慶記選手、菅沼伸哉選手、親泊昌彦選手、太田麻衣子選手の8人。
通算4度目の優勝を懸ける戸原開人選手は「バイクは120キロ以降、ランは30キロ以降の後半から経験の差が出る。距離短縮は残念だが、練習で肉体、パフォーマンスを磨いてきた。ペース配分を考え、後半に実力を発揮し、優勝を勝ち取りたい」と決意を示し「4年ぶりの思いを込めて精いっぱい走りたい」と周囲が期待する最多優勝タイ記録の達成を見据えた。
女子有力の戸原明子選手は「距離が短くなってもレースが過酷なことは変わらない。沿道の温かい応援を力にして走りたい。笑顔で応援に応えたい」と気を引き締めた。
西内選手は「バイク120キロ以降、ラン30キロ以降で落ちてきた選手を抜くスタイルなので自分の強みがなくなるが、展開を楽しんで走りたい」と語った。
山本選手は「交通規制などで市民に迷惑を掛けるので、感謝の気持ちで走りたい」、三澤選手は「4年間、競技から離れていたが、マラソンで得意のランを強化してきた」、菅沼選手は「宮古島大会は島と一体となって盛り上がれる。気持ちに応えるレースをしたい」、親泊選手は「楽しみながら全力でゴールを目指したい」、太田選手は「年に3、4回、宮古島に来ているので知り合いも増えた。大会が開催されることに感謝している」とそれぞれ話した。