クルーズ船 35回の入港を予定/平良港23年度4~12月
年2桁台は16年度以来/すべて専用バースへ接岸
市港湾課によると、17日時点で今年度4月から12月までに予定されている平良港へのクルーズ船入港回数は35回であることが分かった。すべてクルーズ船専用バースへの接岸を予定。今後キャンセルなどがなく予定通りの入港が行われた場合は、2016年度以来の7年ぶりに年間入港回数が2桁台となる。
今年度、すでに4月8日に「スター・ブリーズ号」(総㌧数1万3000㌧)が海外クルーズ船としては3年3カ月ぶりに平良港に入港。乗客217人が島内観光などを楽しんだ。
5月には3回のクルーズ船入港を予定。2日に国内クルーズ船の「飛鳥Ⅱ」(5万444㌧)、6日には海外クルーズ船の「ハンシーティックネイチャ号」(1万5650㌧)、そして11日には世界的に有名な海外クルーズ船の「クイーンエリザベス号」(9万901㌧)が宮古島に初入港する予定となっている。
6月以降の予定は、6月には海外クルーズ船の「コスタセレナ号」と「ヘリテージアドベンチャー号」、国内クルーズ船の「にっぽん丸」の計3回。7月は「コスタセレナ号」の1回。8月は「コスタセレナ号」が2回入港。9月は「コスタアトランチカ号」が2回、「ナショナルジオグラフィックリゾリューション号」と「コスタセレナ号」が各1回の計4回。10月は「コスタセレナ号」が7回、「コスタアトランチカ号」「コーラルアドベンチャー号」「ノルウェイジャン・ジュエル号」が各1回の計10回。11月は「コスタセレナ号」が3回、「MSCベリッシマ号」が2回、「ウエステルダム号」「スターブリーズ号」「コスタアトランチカ号」が各1回の計8回。12月は「飛鳥Ⅱ」「MSCベリッシマ号」「コスタアトランチカ号」が各1回の計3回。
平良港へのクルーズ船入港回数は15年度が14回。その後、急速に増え始め、16年度は89回、17年度は147回、そして18年度は153回にまで増加。19年度も119回の入港があったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1月ごろから入港キャンセルが出るようになり、20年度、21年度の2年間はクルーズ船の入港はゼロに。22年度は国内クルーズ船「ぱしふぃっく びいなす」の入港が6月に1回あった。
市港湾課では4月から12月までの入港予定について、17日時点での予約状況であり、天候などにより急きょキャンセルや日程変更となる場合があるとしている。