全国のママさん選手が交流/ま~みんフェスタ
バレーのパフォーマンス競う/方言、クイチャーも飛び出す
「Volleyball2023ま~みんフェスタ」(主催・全国ママさんバレーボール連盟)が13日、伊良部島小学校・中学校体育館で開催された。全国から120人余のママさんプレーヤーが参加。親善交流試合を行い、会場は明るい笑顔と笑い声であふれていた。
ま~みんフェスタは、個人参加のユニークな大会。個人で参加を申し込み、チーム編成は大会実行委員会が行う。今回、12チームのうち10チームに島内選手10人が、それぞれ1人ずつ入っている。
大会は4チームずつのパートに分かれ、それぞれ2試合ずつ行った。試合による優勝は決めず、パフォーマンスなどを採点し、「まもる君を忘れないで賞」などの賞が各チームに贈られた。
参加者らは、得点を加えるたびに歓喜の輪が生まれ、「ワイドー(頑張れ)」や「ズミ(素晴らしい)」と声を合わせた。クイチャーを踊るチームもあり、大いに盛り上がった。
開会式には大会関係者らが仮装して登場した。座喜味一幸市長も蛍光色のジャケットに特大蝶ネクタイ姿で参加。女性2人組ユニット「ぱんだる50㏄」によるラジオ体操宮古島方言バージョンで体をほぐした。
長崎県から参加した森弘子さんは「宮古島は初めて訪れた。自然が素晴らしくて感激した。住民はみんな親切で、また宮古島に来たいと思った」と笑った。
大会は2018年からスタートし、福島県や岐阜県、三重県などで開催され、宮古島開催で8回目。ママさんバレーを知ってもらうために始まり、連盟のキャラクターであるウサギの妖精「ま~みん」から大会名を名付けた。