04/15
2025
Tue
旧暦:3月18日 友引 甲 
産業・経済 農林・水産業
2023年5月20日(土)8:59

9年ぶりの40万円台/5月期牛競り

子牛平均価格が46万円/畜産振興セ「予想超える結果」

 

子牛1頭平均価格は46万円となった5月期牛競り=19日、JAおきなわ宮古家畜市場

子牛1頭平均価格は46万円となった5月期牛競り=19日、JAおきなわ宮古家畜市場

2023年5月期肉用牛競りが19日、JAおきなわ宮古家畜市場で行われた。子牛1頭平均価格が暴落し、前月から9万1154円安の46万4307円となった。平均価格が40万円台となるのは2014年2月以来で9年3カ月ぶり。JAおきなわ宮古地区畜産振興センターは「全国的に下がっているが、ここまで下がるとは思わなかった。予想を超える結果であり、理由は分からない」としている。

子牛1頭平均価格は、コロナ禍でも60万円台を維持し、価格が下がっても50万円台を割り込むことはなかった。飼料が高騰する中で、価格の低迷は農家にとって大きな打撃となる。

子牛は327頭が上場され、うち318頭の取り引きが成立した。成立率は97.25%。平均体重は276キロだった。

1頭平均価格は去勢が53万4285円で、前月比7万5971円安。雌は38万5863円で、同9万2666円安となった。最高価格は雌の103万9500円だった。

平均キロ単価は1682円で、前月の2015円に比べ333円安くなった。内訳は去勢が1856円で前月比269円安。雌は1461円で同384円下がった。

成牛を含めた上場頭数は368頭で、うち359頭が取り引きされた。成牛を含めた1頭平均価格は43万3872円で、内訳は去勢が53万4285円、雌が34万6120円。

全体の販売額は、前月から6103万1300円下がり、1億5576万円だった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

2025年4月11日(金)9:00
9:00

安全利用向け協力を

重点区域追加で説明会/パイナガマビーチ   市港湾課(長濱正人課長)は10日、遊泳者の安全確保のため5月1日からパイナガマビーチを水上バイク等事故防止重点区域に指定することに係る利用者説明会を平良港ターミナルビルで行った。マリン関係事業者など約20人…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!