発着枠獲得の協力に感謝/羽田-下地島路線
SKYの洞社長が市長に
スカイマーク(SKY)の洞駿社長らが26日、市役所に座喜味一幸市長を訪ね、「羽田発着枠政策コンテスト」で同社の羽田-下地島路線が発着枠を獲得したことを改めて報告するとともに市の協力に感謝した。また、7月1日から新たに福岡-下地島線を開設し、8月31日までの2カ月間、1日1往復2便運航させることを説明し、さらなる観光振興に期待と協力を呼び掛けた。
同コンテストへは羽田空港発着枠5枠に対し、7路線が応募。羽田-下地島路線は宮古島市、沖縄県、下地島エアポートマネジメント、スカイマーク(SKY)が共同してコンテストに参加し、枠獲得に向けた取り組みを提案、2025年3月までの運航継続が認められた。
洞社長は「コンテストでは実績を見ても羽田-下地島線が優等生だったと思う。県や市、観光協会など一丸となって取り組んでくれたおかげ」と感謝した上で、「宮古島も来るたびに変化している。新年度に入っても羽田-下地島空港(の搭乗率)は好調。引き続き強力なチームを維持して次のコンテストも勝ち取りたい」と話した。
座喜味市長は「25年まで継続して効果を出していくため、下地島空港活性化協議会を充実しながら宮古における観光の問題点などを整理しやっていきたい。下地島空港の効果は大きい。私たちもやれることはやっていきたい」と語った。
一方、7月から夏季期間運航となる福岡-下地島線の運航時間は、福岡発午後0時45分、下地島着同2時40分、下地島発午後4時5分、福岡着同6時となる。下地島空港と九州圏が定期の直行便で結ばれるのは、みやこ下地島空港ターミナル開業以来、今回が初めてとなる。