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スポーツ
2023年5月28日(日)8:59

平良一喜(宮総実3年)が優勝/県高校総体カヌー競技

カナディアンシングル500メートル

 

カナディアンシングル500メートルで優勝し、インターハイへの出場権を獲得した宮総実の平良一喜(左)と、監督で父親の祐喜氏=27日、糸満市

カナディアンシングル500メートルで優勝し、インターハイへの出場権を獲得した宮総実の平良一喜(左)と、監督で父親の祐喜氏=27日、糸満市

【那覇支社】2023年度県高校総体のカヌー競技は27日、糸満市の報得川で行われ、宮古総合実業高校の平良一喜(3年)がカナディアンシングル500メートルで優勝し、九州大会と全国大会(インターハイ)への出場権を獲得した。記録は2分17秒766。平良は「優勝できて光栄。インターハイでも1位を取りたい」と、喜びと意気込みを語った。同種目での優勝は、宮古から始めて。

父親で同校教諭、カヌー部の監督を務める祐喜氏と共にインターハイを目指してきた平良。沖縄水産高校の監督をしてきた祐喜氏の転勤とともに宮総実へ進学し、パイナガマビーチやトゥリバービーチで練習を重ねてきた。27日は、レースの最後に差し切って優勝を果たした。

平良は、「なかなか、インターハイ出場をかなえることができず、悔しい思いをしてきた。頑張ってインターハイ出場権を得ることができたことは、とてもうれしい」と述べた。

祐喜氏は、「高校総体を目指して、できることをやってきた。短いメニューで、いかに集中して一発を出し切れるかを考えてきた。これまで葛藤もあったが、一番良いレースができた」と語った。平良は、同種目200メートルでも、51秒880のタイムで2位入賞を果たした。

カヌー競技では、宮総実の中口瑠咲(1年)も、カヤックシングルの500メートルで3位、200メートルでは4位となった。

中口は「川に落ちるのではないかと思ってこいでいたが、ゴールできて良かった。九州大会に向けてタイムを上げていきたい」と喜びを述べた。


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