11/25
2024
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 癸 
社会・全般
2023年5月31日(水)8:59

美しい島いつまでも/「ごみゼロ大作戦!」

官民一斉ごみ拾い/キレイにし隊 継続開催に決意

 

座喜味市長(左)も率先して清掃活動に参加。市役所周辺のごみや雑草を拾い集めた=30日、市役所周辺

座喜味市長(左)も率先して清掃活動に参加。市役所周辺のごみや雑草を拾い集めた=30日、市役所周辺

5月30日の「ごみゼロの日」に合わせた「島内ごみゼロ大作戦!」(主催・宮古の海をキレイにし隊)が同日、島内全域で行われた。時間を設定せず、通勤・通学中、勤務中、放課後、仕事後、クラブ活動中など、市民一人一人ができる時間帯で身近な場所のごみを拾い集めた。市によると、約600人が事前申請し、午後3時時点で約500袋分のごみを拾い集めた。

「ごみゼロの日」では、これまでも各地でさまざまな取り組みが行われてきたが、今回のように島内全域で一斉にごみ拾いを実施するのは初めて。

この活動を主催する同隊の取り組みに賛同した市が全面協力する形で実現した。

市役所の市民広場で開催された出発式で、同隊の井上美香隊長は「世界中の人がうらやむほどの美しい海に囲まれた島だからこそ、そこに住む私たちの手で美しくしたいとの思いで企画した。今回は市の協力を得て、この活動が実施できることをうれしく思う。ぜひ、この取り組みが今後も継続されて、みんなの手で宮古島を『かぎすま』にしていこう」とあいさつした。

座喜味一幸市長は「今回、宮古でごみゼロを目指そうとの動きにうねりが出てきた。その思いを行政も受け止めてこの取り組みが実現した。宮古の海や自然がいつまでも美しいと言われるためにもこの活動を継続する必要がある。そのために行政もバックアップしていきたい」と決意を示した。

台風2号が接近しているということもあり、海岸での活動は後日行うこととなり、参加者に対しては「無理せず自分のペースで危険な場所には立ち寄らないでほしい」と訴えた。

また、ごみ拾いの様子を写真に収め、SNSに「♯島内ごみゼロ大作戦」を付けて投稿することも呼び掛けられた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!