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社会・全般
2023年6月3日(土)8:59

海荒れ、船便欠航続く/台風2号の影響

漁師も出漁できず/港運各社は臨時便計画

 

台風の影響で漁に出られず港に停泊する漁船=2日、荷川取漁港

台風の影響で漁に出られず港に停泊する漁船=2日、荷川取漁港

台風2号の影響で宮古島地方では5月28日ごろから食品などの生活物資を運ぶ船便が欠航している。スーパーなどでは乳製品や生鮮食品などが品薄となっている。港運各社によると臨時便を出す計画となっており、最短での船便到着は4日を予定している。宮古島地方気象台によると4日の波の高さは1.5メートルと予想されている。

同気象台によると3日は高気圧のへりを回る湿った空気の影響でおおむね曇る見込み。沿岸の海域では、うねりを伴いしけており、しけや波の高い状態は3日にかけて続くと予想している。4日ごろには波の状態も安定するとみられる。

台風の影響で海上がしけて船便が欠航していることについて、海上輸送業の担当者は「臨時便での対応となるが、日曜日の船に食料品などが積まれているかは分からない」と話した。

スーパーで買い物をしていた40代の女性は「毎度のことながら陳列棚に何もない。船が早めに来てくれると助かる」と語った。

一方、漁師らも台風の影響で出漁できない状態となっている。宮古島、伊良部、池間の3漁協では台風接近前の5月27日から波が高い状態などもあり、4~5日程度漁に出られない状況だ。漁再開の見通しについて、各漁協では漁師それぞれが判断するとした上で、「早ければきょう3日からでも漁に向かうことができると思う」、「週明けから出港するのでは」などと話していた。


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