スピーチ 城間さん(久松)最優秀/中学英語コン
スキットは北、プレゼン久松/3部門で発表力競う
第2回宮古地区中学校英語パフォーマンスコンテスト(主催・宮古地区中学校英語教育研究会)が17日、市未来創造センター多目的ホールで行われ、スピーチなど計3部門で生徒らが英語力を駆使して表現力豊かに発表した。各部門の最優秀賞はスピーチが城間碧さん(久松3年)、スキットは北、プレゼンテーションは久松がそれぞれ選ばれた。
スピーチの部は城間さんのほか、優秀賞の友利心海さん(平良2年)と佐渡山音羽さん(北3年)が、9月30日に開催される高円宮杯全日本中学校英語弁論大会県予選に派遣される。
最優秀賞の城間さんは「ミャークフツ(宮古方言)の魅力を語る」を題材に発表。「生活の中でミャークフツを使うことが守るための第一歩だ」と訴えた。城間さんは「1年生の時から出たかった大会。最優秀賞が取れてすごくうれしい」と語った。
スキットの部は、北(垣花咲希さん、友利陽和さん、松川久麗杏さん、本村優羽さん、亀濱正宗さん)と、優秀賞の鏡原(砂川満智佳さん、青山奈直叶さん、石井虹色さん、安室希栄美さん、根間英子さん、川滿結寧さん)が、7月15日に実施される県中学校英語スキットコンテストに出場することが決まった。
北は「私たちのフランス旅行」をテーマに、現実と幻想の世界を行き来する物語を演じた。チームを代表して友利さんは「県大会ではより楽しく、より明るく発表したい」と意気込みを語った。
プレゼンテーションの部の県大会はないという。久松(平良朱韻さん、山下一志さん、松原呂偉さん、新里百花さん、高江洲彩さん)は伝統行事の「パーントゥ」について文化的重要性を強調した。
コンテストは、国際語である英語を用い、考えや思いを相手に分かりやすく伝えることを通して、コミュニケーション能力の基礎を培い、国際化社会を豊かに生きる生徒を育成する目的に開かれた。スピーチには10校、スキットには3校、プレゼンテーションには6校の生徒が出場した。