畜産共進会に出品を/宮古島市
団体賞は飼料10万円分/県団体3連覇へ機運づくり
7月29日にJA宮古家畜市場で「2023年度市畜産共進会」が開催される。市単独での開催は4年ぶり。出品の申込受付を21日から開始する。20日、市役所で会見した座喜味一幸市長は「多くの農家に応募してほしい」と呼び掛けた。申し込みは30日まで。
今回の共進会は市民や子供たちが来場しやすいよう、土曜日の開催となっている。当日は子供たちによるオープニングセレモニーで演舞が行われるほか、会場では牛に関する書道などの作品展も実施する。無料の牛汁、かき氷も用意する。さらに今回は初の試みとして各支部対抗で順位付けを行い、団体賞には副賞として10万円相当の配合飼料が贈られる。
座喜味市長は「県畜産共進会で団体賞2連覇を達成している。今年は3連覇がかかっており、達成すればこれまでにない快挙。畜産農家の皆さんには3連覇を目指して良質な牛を多数出品してほしい」と話した。
出品規格は①若雌第1類(14カ月以上17カ月未満)②同第2類(17カ月以上20カ月未満)。また、高等登録群として全国和牛登録協会報告の「高等登録資格牛リスト」に掲載されている母牛(42カ月以上)と「娘牛(14カ月以上)」も募集する。
市畜産共進会についての問い合わせは市畜産課(電話79・7814)まで。