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産業・経済
2023年7月2日(日)8:59

さらなる活性化に期待/下地島空港

SKY「羽田枠」継続喜ぶ/関係者ら集い祝賀会

 

羽田発着枠の配分継続を祝った祝賀会=1日、ホテルアトールエメラルド宮古島

羽田発着枠の配分継続を祝った祝賀会=1日、ホテルアトールエメラルド宮古島

下地島空港活性化協議会(会長・座喜味一幸市長)は1日、スカイマーク(SKY)の下地島-羽田線の継続が決まったことを受け、「羽田発着枠政策コンテスト配分継続祝賀会」を市内ホテルで開いた。活性化委員会を構成する団体の関係者らが継続を喜び、下地島空港の活性化に期待を込めた。

祝賀会でスカイマークの洞駿社長は「県や市、観光協会など一丸となって取り組んでくれたおかげ」と感謝した。「2020年に政策コンテストに応募が決まってからさまざまな事が起こった。準備さなかにコロナが急拡大し、3年も続いた。最初の結果は補欠だったが、5位と僅差だったことから評価期間が延長された」と話した上で、「下地島路線は非常に明るい話題で可能性にあふれ、コロナ禍の中でスカイマークにとってさんぜんと輝く星」と喜んだ。

宮古島観光協会の吉井良介会長の音頭で乾杯し、羽田発着枠継続を祝った。座喜味市長は経過を振り返りつつ、今後の取り組みに期待した。

5往復分の羽田発着枠政策コンテストには7空港が応募。下地島空港は総得点が6位だったが、5位の三沢空港(青森)と拮抗(きっこう)したため、国交省が両空港に1年間のトライアル運航を認めた。その実績を評価した上で最終枠を決定するとしていたが、新型コロナの影響で航空需要が減少し、評価が困難になったことから、国交省はトライアル期間を2022年3月末から1年間に延期。今年3月で終了し、その実績を評価した上で、4月に最終枠を決定した。コンテストには市、県、下地島エアポートマネジメント(SAMCO)、スカイマークが共同で提案した。


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