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社会・全般
2023年7月11日(火)8:59

飲酒運転根絶へ決意新た/夏の交通安全運動出発式

車両パレードで意識啓発/4項目重点に取り組みへ

 

座喜味市長や子供たち、関係者が見守る中、パレードに出発する車両=10日、市役所

座喜味市長や子供たち、関係者が見守る中、パレードに出発する車両=10日、市役所

2023年夏の交通安全県民運動宮古地区出発式(主催・市交通安全推進協議会)が10日、市役所で行われた。宮古島警察署の署員や関係団体の職員、市民らが参加し、飲酒運転の根絶に向けた取り組みを確認するとともに、二輪車の事故防止や子ども、高齢者など歩行者の安全確保に努めることを誓った。出発式後は車両パレードを行い、交通安全の意識啓発を図った。県民運動は11日から20日まで。

今年度は「『なにで来た?』 乾杯前の 合い言葉」をスローガンに、▽飲酒運転の根絶▽二輪車の交通事故防止▽自転車のヘルメット着用と交通ルール厳守の徹底▽子供と高齢者を始めとする歩行者の安全確保-の4項目を重点に掲げ取り組む。

出発式では交通事故犠牲者に対し1分間の黙とうをささげ、交通事故防止へ決意を新たにした。

主催者あいさつで同協議会会長の座喜味一幸市長は「国内外からの観光客が回復基調でレンタカーの利用により、交通量が増加し交通事故の危険性が指摘されている。皆さんに思いやりを持った運転を心掛けてもらい、互いが譲り合う気持ちを持つことが交通事故減少につながる。県内では飲酒運転による悲しい事故も発生している。社会全体で交通安全を考えよう」と呼び掛けた。

宮古島警察署の喜屋武一郎署長は同署管内の2023年6月末までの飲酒運転検挙数が39人となっていると説明した上で、「宮古島署としては運動期間中、関係機関や団体、地域住民の皆さんと連携し、交通安全教育のほか、レンタカー事業者に対する交通安全指導等の各種取り組みの推進、飲酒運転などの悪質危険な交通違反の取り締まりを強化していく」と述べた。

宮古島地区交通安全協会の友利勝一会長が▽酒を飲んだら運転しない▽二日酔いになるまで深酒しない▽酔いつぶれて路上寝しない▽交差点では必ず止まって安全確認する-と力強く決意表明を行った。

この運動は広く県民に交通安全思想の普及と浸透を図り、交通ルールの順守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、県民自身による道路交通環境の改善に向けた取り組みを推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的に実施している。


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