荷川取さんら3人優秀賞/市畜産共進会
各上位3頭、地区共進会へ/初設定の団体賞は下地支部
2023年度市畜産共進会が29日、JAおきなわ宮古家畜市場であり、若雌第1類では荷川取大翼さん(下地)のりょうこ2号、同第2類では島尻誠さん(平良)のかりん号、高等登録群では荷川取広明さん(下地)のきらら号(高等)・ゆうき号(娘牛)が優秀賞。各上位3頭・組は来月開かれる地区共進会に推薦される。初めて設定された和牛改良組合各支部が競う団体賞は下地支部が獲得した。
市畜産共進会は新型コロナウイルスの影響があり、4年ぶりの開催。若雌第1類は生後14カ月以上17カ月未満、同第2類は17カ月以上20カ月未満、高等登録群は42カ月以上の母牛と14カ月以上の娘牛をセットで審査する。
今回は第1類に11頭、第2類に15頭、高等登録群に5組10頭の計36頭が出品された。団体賞は今回初めて設けられ、副賞として配合飼料20袋が贈呈された。
開会式で座喜味一幸市長は「生産農家の優秀牛を一堂に集め、和牛の改良促進と飼養管理技術の向上を図り、今後の和牛改良の方向付けを行う重要な共進会。地区共進会への出品牛が選抜され、県共進会へと続いていく。昨年、宮古島市は県共進会で団体賞2連覇を達成しており、今回の出品牛も今後の畜産振興に大きく寄与すると期待している」と述べた。
市議会の上地廣敏議長、県宮古家畜保健衛生所の宇地原務所長、JAおきなわ宮古地区本部の下地誠本部長もあいさつした。
オープニングでは子供たちがフラダンス、エイサー、クイチャーを踊り、共進会を盛り上げた。
結果は次の通り。
【若雌第1類】優秀賞=荷川取大翼(下地)りょうこ2▽1等1席=島尻博乃(城辺)ふくこ▽1等2席=上地美優桜(下地)れあ▽2等1席=野路美由希(城辺)えりひさ▽2等2席=大海(上野)たいかいはれみ▽2等3席=砂川貴哉(下地)おりひめ
【若雌第2類】優秀賞=島尻誠(平良)かりん▽1等1席=喜屋武隆(同)くになか4の7▽1等2席=荷川取大翼(下地)よしみ1▽2等1席=川平泰士(同)ふれんど▽2等2席=伊山和吉(平良)ひさゆり▽2等3席=喜屋武隆(同)りょうこ
【高等登録群】優秀賞=荷川取広明(下地)きらら・ゆうき▽1等1席=砂川健治(同)かほちゃん・みにい▽1等2席=大海(上野)たいかいまりや・たいかいまりか▽2等1席=與那覇光一(城辺)ももこ・らら▽2等2席=勝連邦夫(同)みそら・あんちゃん 【団体賞】宮古和牛改良組合下地支部