乗降客数は80万1786人/前年比27万人の大幅増
80万人台は4年ぶり/宮古空港23年上半期
2023年上半期(1月~6月)に宮古空港を利用した乗降客数は80万1786人となり、前年同期実績を27万7038人上回る大幅増となったことがこのほど、宮古空港管理事務所(市空港課)のまとめで分かった。上半期の乗降客数が80万人台となるのは19年以来4年ぶりで、新型コロナウイルス感染拡大前の水準に戻りつつある。
宮古空港の上半期乗降客数は、4年前の19年は86万3022人だった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により20年は39万2110人減の47万912人にまで激減。さらに21年は33万6695人にまで減少した。22年は20年、21年実績を上回ったものの52万4748人にとどまっていた。
23年の乗降客数を月別に見ると、最も多かったのは3月の14万9095人。次いで4月の14万7546人、5月の14万3254人と続く。最も少なかったのは1月の10万9719人。すべての月で前年同月実績を上回っていて、いずれの月も10万人を超えている。
路線別に見ると、乗降客数が最も多かったのは宮古-那覇線の41万3242人。本土直行便では宮古-東京線が最多で22万130人。宮古-関西線は6万5044人、宮古-名古屋線は4万9593人だった。宮古-石垣線は3万2229人、宮古-多良間線は2万1348人だった。
チャーター便は6月に熊本-宮古線が就航。乗降客数は200人だった。
上半期乗降客数が80万人を超えた4年前の19年の年間乗降客数は180万2972人だったことから、今年もそれに近い水準の人数となることが期待される。