一部商品の品薄状況続く/市内スーパー
葉野菜、冷食など入荷遅れ/台風、本土企業の盆休み影響
市内の各スーパーでは一部商品の品薄状況が続いている。船便は再開されているが、宮古、沖縄本島に続いて九州地方を襲った台風6号や近畿地方を縦断した台風7号、本土企業の盆休みなどの影響で葉野菜や果物、一部の冷凍食品や菓子類の入荷が遅れているという。ある担当者は「今週で売り場の状況もかなり回復してくるが、ベストな品ぞろえに戻るのは時間がかかるのではないか」と話した。
市内スーパーの責任者らによると、長引く品薄状態の要因は沖縄や九州、本土を襲った二つの台風と、本土企業の盆休みが重なった影響が大きいという。
ある店舗の副店長は15日、「きょう、あすの船便で(商品が)一気に入ってくるが、積載量にも限りがあるため時間がかかる。本土の野菜など農産物、鹿児島産の卵などが台風の影響を受けている」と説明し、消費者に理解と協力を求めた。
また、県内でスーパーなどを展開する企業の担当者は、「15日も船便が入ったので品物はだいぶ回復しているが、野菜などの生鮮食品に品薄感があるのではないか。特にこの時期の葉野菜は本土産が中心だが、台風や雨の影響で入荷が遅れそうだ。根菜類は入っており冷凍の加工野菜などと合わせて対応していただきたい」と述べた。