本格開業祝いセレモニー/ヒルトン沖縄宮古島リゾート
関係者集いテープカット/宴会、婚礼の受け入れ開始
平良久貝のトゥリバー地区内に完成したホテル「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」(棚町誠二総支配人)の本格的な開業となるグランドオープンのセレモニーが26日、同ホテルで開かれた。座喜味一幸市長ら多くの関係者が会場に訪れ、本格開業を祝うテープカットが行われると会場から大きな拍手が起こり、利用者、島民に親しまれ、宮古島観光の発展に貢献することに期待を寄せた。
宮古ブルーの海、伊良部島と伊良部大橋を臨む絶景のロケーションを背景にしたテープカットでは、ヒルトン日本韓国ミクロネシア地区のティモシー・ソーパー代表らが参加し、同ホテルの飛躍発展を願った。
あいさつで棚町総支配人は「私たちはこの日が来ることを楽しみにしていた。グランドオープンセレモニーでは、楽しい催しをいろいろと企画しているので最後まで楽しんでほしい」と述べた。
三菱地所と鹿島建設が開発し、ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区が運営する同ホテルは、地上8階建てで客室は329室。レストランは四つ、プールは屋内外に計5カ所あり、宴会場やミーティングルーム、チャペルも備えている。
同ホテルは、6月に「ソフトオープン」という位置付けで開業セレモニーを実施。今回は、宴会や婚礼の受け入れも開始となり、本格的なサービスを提供することからグランドオープンとして関係者を招いてのセレモニーが行われた。
テープカット後の記者会見で、同ホテルの魅力について質問された棚町総支配人は「この絶景のロケーションが最大の武器。さらに、洗練された329室の客室やレジャーのアクティビティーなどを強みにして、これからしっかり営業していきたい」と意気込みを示した。
テープカットは、経済界、観光関連業界、県内マスコミの代表らが見守る中で行われた。