パイナガマ、盛加越 2公園に防犯カメラ設置へ/市議会一般質問
市管理都市公園で初/来年度に予算化
宮古島市(座喜味一幸市長)は、2024年度予算に市が管理する都市公園2カ所に防犯カメラの設置を目指し、予算計上を計画していることが21日の市議会9月定例会一般質問で分かった。防犯カメラが設置されるのは、パイナガマ海空すこやか公園と盛加越公園で、市が管理する都市公園では初の設置となる。久貝美奈子氏の質問に川平陽一建設部長が答えた。
久貝氏は「6月定例会でも設置を求めたが、利用する子供たちが安心して遊べるようにするためにも必要」とし、防犯対策として設置を求めた。
これに対して、川平建設部長は「2公園についてはこれまでにも各種防犯対策を行ってきた。現在、犯罪につながるような報告はないが、防犯対策の観点からも24年度の設置に向けて予算措置を講じていきたい」と述べた。
久貝氏は「担当課には事件関連の報告は無いかも知れないが、私の方には届いている。こうしたことはなかなか声を上げることができないケースが多い。ぜひ、スムーズに設置してほしい」と話した。
都市公園への防犯カメラ設置について、川平建設部長は一般質問終了後、本紙の取材に「これから現場を調査した上で、設置場所や設置する数などを決める。それを踏まえて10月ごろまでにはある程度の予算額が分かると思う」と話した。