社会・全般
2023年9月29日(金)8:58
来月から一部病床休止/宮古病院
退職、休職で看護配置逼迫
県立宮古病院(岸本信三院長)は、退職や休職などにより看護配置が逼迫(ひっぱく)しているとして、10月1日から当面の間、病床25床程度を休止させると28日に発表した。
同病院では一部病床休止の理由について「看護配備が逼迫していて、このままでは医療の安全、良好な療養環境の提供が困難であると考えたため」と説明。休止期間は未定で、年度内を見込んでいるが、早めに復旧する可能性もあるとしている。
一部休止に伴い、入院を要する緊急でない手術や検査については、おおむね1カ月程度、制限されるが、一般外来や救急は通常通り受け入れるという。
また病床数減少への対応として退院の促進や転院への協力も呼び掛けている。
岸本院長は「皆さまには不便、心配をおかけしますが、理解と協力をよろしくお願いします」とのコメントを発表している。