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政治・行政 社会・全般
2023年10月11日(水)8:59

健診受診者に豪華賞品/市健康増進課

20~30代受診率向上狙い/航空券など抽選で24人に贈呈

 

基本健診およびがん検診受診インセンティブ事業の実施を発表する湧川課長(中央)=10日、市役所

基本健診およびがん検診受診インセンティブ事業の実施を発表する湧川課長(中央)=10日、市役所

20~30代の健診受診率を向上させる目的で市は初の取り組みとして、基本健診およびがん検診受診インセンティブ(報酬)事業を実施する。対象は市に住民登録のある20~39歳。17日から始まる10月集団健診会場に訪れて、基本健診または、がん検診を受診することで応募が可能になる。宮古-那覇往復航空券ペアチケットなど豪華賞品が抽選で24に贈呈される。

市健康増進課の湧川博昭課長らが10日、会見を開いて概要を発表した。市は2020年度の平均寿命が県内最下位などの現状を踏まえ、同事業の実証を行うことを決めた。

市によると22年度の20~39歳の基本健診受診率は5%。今回の事業によってプラス5%を狙う。若い世代に年1回の健診を習慣化させ、病気の早期発見・治療につなげる。

同事業は、石垣市など他市町村でも実施されている。来年度以降に規模拡大することを検討しており、今回実証で課題や反省点を洗い出して改善する考え。

宮古島市ではがんの死亡率が高く、特に大腸がんの発見が遅れ、莫大(ばくだい)な経済的負担を強いられているという。早期発見することで生存率を高め、経済的負担も減らせるとしている。

集団検診は、17日の城辺公民館を皮切りに15日間実施される。受診券に指定された日時以外でも受診は可能。終盤になると希望者が増える傾向にあり、受診できないこともある。

早期の受診を促すため、同事業の応募期間は17~31日に制限されている。集団検診は11月も4日間行われるが対象外となる。対象者には日程を変更し、10月中の受診を呼び掛けている。

11月6日に抽選を行い、当選者には電話で連絡する。賞品の受取期間は同7~17日で健康増進課の窓口で行う。

A賞が宮古-那覇往復航空券ペアチケット(1人)、B賞がホテル食事券ペアチケット(8人)、C賞がお米券3000円分(15人)となっている。

湧川課長は「自分の体を知ることが健康維持の第一歩。この機会に受診してほしい」と語った。


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