上位入賞へ気持ち一つ/第75回県民体育大会
宮古18競技に336人/先島開催向け結団式
市スポーツ協会(砂川恵助会長)は27日、第75回県民体育大会先島大会に向けた宮古代表選手の結団式を市内ホテルで開いた。各競技の代表選手や役員、各地区体育協会から関係者約120人が参加し、躍進賞の獲得、上位入賞に向けて全力で戦い抜くことを誓った。
大会は11月18、19日と25、26日の計4日間にわたり、宮古島市で8競技(一部先行開催)、石垣市で11競技が行われる。宮古島市は18競技に総勢336人の選手が出場する。
選手団主将として団旗を受け取った宮国泰志さん(サッカー競技)は昨年度の14市郡中最下位の結果からの雪辱を誓った上で、「宮古の未来を担う子どもたちに感動を与えられるプレーができるよう宮古代表の自覚と誇りをもって戦う」と決意を述べた。
各競技の競技力向上はもちろん、他地区競技者との交流も深めて今まで以上に充実した大会にすることも誓った。
市スポーツ協会の砂川会長は「誇りとプライドを持って、日ごろ鍛えた力と技にアララガマ魂を発揮して頑張ってくれると期待する。地元開催の利を生かし、市民・村民のエールを受けて躍進賞・総合順位一桁を目指して力強い団結、奮闘をお願いする」と述べた。
嘉数登副市長は、「皆さんの不断の努力・鍛錬の積み重ねが代表選手への選出につながった」と選手たちをたたえながら、「周囲の期待をいい意味でのプレッシャー、起爆剤として大いに活躍してほしい」と激励した。
最後は、陸上競技壮年男子50代砲丸投げに出場する佐和田勝彦選手の音頭で「ワイドー」を三唱して締めくくった。