井上さんら7人を表彰/第11管区海保灯台フォトコン
宮古からは4人入賞/湊さん3年連続
美ら海灯台フォトコンテスト2023(主催・第11管区海上保安本部)の表彰式が1日、市役所で行われた。宮古島市長賞に選ばれた井上大岳さん(愛知県)ら7人に賞状が贈られた。井上さんの代理で妻の絢子さんがリモートで参加し受賞を喜んだ。宮古島海上保安部長賞に選ばれた湊由美子さんは3年連続の入賞。宮古島市からは湊さん、海上保安協会沖縄宮古支部長賞の平良務さんら4人が入賞した。
表彰式で座喜味一幸市長(代読)は「応募作品は灯台がモチーフとなっていて宮古島の魅力が伝わってくるものが多かった。写真が観光を盛り上げる一つの要素になることを認識した。今後も関係各位、皆さんの協力を願いたい」とあいさつした。
宮古島海上保安部の福本拓也部長は「コンテストを通して市民には灯台に関心を持ってもらうとともに、市の観光振興発展のためにも大いに活用してほしい」と述べた。
「満天の星空(平安名埼灯台)」という作品で市長賞を受賞した井上さんの妻絢子さんは「主人の趣味(カメラ)が賞に選ばれてうれしい。家族は宮古島が大好きで毎年来ているので大切な思い出になった。作品は星空をリアルに見せることにこだわったと聞いている」と話した。
宮古島海上保安部長賞の湊さんは「写真の技術は高くないが、受賞できてうれしい」と話した。
同コンテストには全国から185点の応募があり、宮古島の灯台を写した作品は73点あった。
入賞作品は14日まで市役所ロビーで展示される。受賞者は次の皆さん。(敬称略)
宮古島市長賞=井上大岳▽宮古島海上保安部長賞=湊由美子▽燈光会長賞=有國彩▽海上保安協会沖縄宮古支部長賞=平良務▽宮古島観光協会長賞=栗山智行▽池間島観光協会長賞=寺町萌▽FMみやこ社長賞=長崎将弥