12日にIRABUフェス
市が閑散期対策で初開催/伊良部野球場サブグラウンド
市は12日に伊良部地域の活性化と11月の観光閑散期対策イベントとして「IRABUフェス」(共催・宮古島観光協会)を伊良部野球場サブグラウンドで開催する。市観光商工課の洲崎憲昭観光推進係長、宮古島観光協会の平山茂治専務理事が6日、市役所で記者会見を開いて概要を発表し、多くの来場を呼び掛けた。17ENDハーフマラソンと日程を合わせて開催する。
洲崎係長は「出場者や市民、観光客の皆さんに参加していただければ」、平山専務理事は「(島外)エージェントにも参加を呼び掛けて、伊良部島の魅力を発信したい」とそれぞれ述べた。
同フェスは11~3月の観光閑散期に観光客と市民が楽しめる新たな誘客コンテンツ造成、伊良部野球場の活用方法の検討、伊良部地域の活性化を目的に実施する。企業版ふるさと納税の寄付を活用した。
同球場サブグラウンドは10月に供用開始されたばかりで、初めてイベントで活用される。
フェスの開催時間は午前11時半~午後5時10分。物まねタレントのミラクルひかるさんをはじめ、アイランダーアーティストの下地暁さん・美波さん親子、ものまね師いっせいさん、いーどぅしの奏絵さん、シンガーソングライターの儀間寛子さんらが出演する。
主催者では、市役所正面玄関前発着でシャトルバスを▽午前10時半▽同45分▽午後1時▽同2時▽同3時-にそれぞれ運行する。
会場ではカレーやたこ焼きといった食べ物やジュース、スイーツなど九つの出店がある。出店者は、初めてのイベントで調査業務も含めて出店を依頼したため公募はしなかったという。
また会場の観覧席は外野芝生部分で、芝生での飲食は厳禁となっているためレジャーシートを持参して楽しむよう呼び掛けている。