内容多彩、多数来場を/実行委、会見で呼び掛け
宮古の産業まつり/「肉まつり」同時開催
来月2、3日 会場は市役所
第46回宮古の産業まつりの実行委員会(根路銘康文委員長)は8日、宮古島商工会議所で会見を開き、12月2、3日に開催される同まつりへの来場を呼び掛けた。今回は「宮古島肉まつり」も同時開催。根路銘委員長は「盛りだくさんの内容を予定している。多くの皆さんに来場していただきたい」と話した。
会場は屋外展示が市役所市民広場および駐車場、屋内展示が市役所ロビーと屋外軒下となっている。時間は午前10時から午後5時まで。
県産品展示即売会や宮古の織物展、宮古島市の姉妹・交流都市の特産品・販売コーナーなどが設置される。出展の受け付けは15日まで行われており、8日時点で33社から申し込みがあった。
肉まつりでは牛肉、豚肉、ヤギ肉、鶏卵が市場より安価で購入できる。会見に同席した市畜産課は「地産地消を勧めながら畜産農家を元気づけたい。問い合わせも多いので産業まつりと一緒になって盛り上げていきたい」と語った。
市民広場の特設ステージでは一般・高校生によるバンド演奏、ダンスパフォーマンスなどが予定されている。2日午後1時からは「元気キッズ!のど自慢大会」が実施される。
宮古島市の姉妹・交流都市の特産品・販売コーナーには、西会津町や藤枝市、山鹿市、上越市、市貝町などが参加する予定。
来場者が利用できる駐車場は、市役所裏の職員用駐車場と県宮古合同庁舎の駐車場。420台分確保してあるが、混雑を避けるためにも路線バスやループバスの利用を促している。
新たな試みとしてはグリーンエネルギーの活用を挙げた。ソーラーパネルで発電し、電気自動車に蓄電した電気をイベントの運営に利用する。
来場者や出展業者には、キャッシュレスの利用を推奨している。出展業者には地銀3行が端末を貸し出すという。
今年のテーマは「島の魅力がいっぱい わくわく どきどき!」。根路銘委員長は「宮古圏域の景気の維持・拡大を図るためにも新たな魅力を創出したい」と意気込んだ。