旅行商品創出へ意見交換/宮古島観光商談会
島外旅行社に自社商品PR/市内事業所30社が参加
「第25回沖縄宮古島観光商談会~in宮古島~」(主催・市、宮古島観光協会)が11日、ヒルトン沖縄宮古島リゾートで行われた。市内の観光関連事業所30社が参加し、仙台から沖縄本島まで29の旅行会社の担当者に自社の商品をアピールしながら将来の旅行商品創出に向けて意見を交わした。
宮古島観光協会の吉井良介会長は「宮古島観光は、コロナが明けて順調に伸びてきている。この商談会で新たな宮古島の魅力を発見していただき、旅行客に良い思い出がいつまでも残る島として伝えてほしい」と期待を示した。
観光商談会は、宮古圏域の観光産業のさらなる発展に寄与することなどを目的に開催されている。これまで関東と関西で交互に行われていたが、2年前から宮古で開いている。
冒頭、あいさつした観光協会の仲田達志副会長は「いろいろな情報をじかに感じてもらい、今後の宮古への送客、商品創出につなげてほしい。皆さんの熱い意見交換を期待している。ぜひ実のある会にしてほしい」と呼び掛けた。宮古開催については「より地元が参加しやすくなった。旅行社の担当者も、実際に見て話をすることで新たな魅力ある旅行商品の創出につなげてほしい」と述べた。
商談会では、交通や宿泊、体験、特産品、施設など各分野の市内事業所が自社の商品などをアピールしながら、島外旅行各社の企画・仕入れ担当者と熱心に意見を交わす姿が見られた。