11/24
2024
Sun
旧暦:10月23日 友引 辛 
イベント
2023年11月24日(金)8:59

科学の不思議に感嘆の声/サイエンステックフェス

「マイナス196度」など体験/多くの家族連れでにぎわう

 

超電導の実験を見詰める子どもたち=23日、北中学校体育館

超電導の実験を見詰める子どもたち=23日、北中学校体育館

サイエンステックフェスin宮古島(主催・県)が23日、北中学校体育館で開催された。会場には「マイナス196度の世界を体験」など六つの体験ブースが設置され、多くの親子連れらでにぎわった。不思議な現象を見た子どもたちは目を丸くして驚いたり、声を出して大喜びしていた。

県の子ども科学技術人材育成事業で、将来の科学技術および産業の振興を担う人材の育成につなげることが目的。子どもたちを対象に県内大学や研究機関、企業等と連携し、成長段階に応じた科学体験プログラムを実施している。

体験ブースは▽脳ハットをつくろう!(沖縄科学技術大学院大学)▽砂から宝を探せ!貝がらトレジャーハント(海宝館)▽ロボットを動かそう!(OCC)▽ブロッコリーからDNAをとりだそう!(琉球大学熱帯生物圏研究センター)-などの多彩な内容が準備された。

「マイナス196度の世界を体験」は、琉球大学物理系の教員が実験を行った。液体窒素を使って葉っぱを凍らせたり、風船を冷やしたりして変化する様子を体験した。

超電導の実験では、磁石のレールの上に液体窒素で冷やした磁石を置くと、一定の距離を保つ現象を披露。逆さにしても磁石は落ちることはなく、子どもたちは「すごい」「何でなの」と声を漏らしていた。

公募で参加した沖縄トヨタ自動車は「水素エネルギーロケット」の実験キットを用意。水素をエネルギーにした小ロケットの発射を行った。会場には水素で走る燃料電池自動車「ミライ」も展示された。

家族で訪れていた深澤佑真君(7)は「磁石が浮いているのがびっくりした。実験が好きなので見に来た。砂の中から貝がらを探すゲームが楽しかった」と笑顔で話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!