宮古の特産品ずらり/産業まつり・肉まつり開幕
初のコラボ開催、大盛況/市役所できょうまで 計62事業所が出展
第46回宮古の産業まつり(主催・同実行委員会)が2日、市役所で始まった。初の「肉まつり」とコラボ開催され、初日から多くの市民が訪れて島の特産品や安価販売の肉や卵、姉妹・友好交流都市の名産を買い求めた。祭りはきょう3日まで。主催者では「にぎわいのある会場づくりで、家族連れで楽しめる内容になっている」と多くの来場を呼び掛けた。
祭りは、消費者の地域の産業に対する理解を深めるとともに、生産者の生産意欲を高揚させることを目的に開催され、消費者と生産者の出会いの場として市民に広く定着し、市の産業振興に寄与してきた。
53事業所が特産品や加工品、新鮮な野菜などを展示・販売したほか、宮古の織物展、宮古工業高校のロボット展も行われた。姉妹・交流都市の6市町も特産品販売を行い、肉まつりには計9事業所が参加し、来場した多くの市民らを楽しませた。
駐車場前広場の特設ステージでは、アトラクションや姉妹・友好都市PRなどが行われ、にぎわいを見せた。
開会式では、実行委員会会長の根路銘康文宮古島商工会議所会頭は「祭りを契機に宮古圏域の新たな、さらなる島おこしとして発信できるよう、今後も地域特性を生かした産業振興を目指し関係機関と連携の下、宮古経済の自立に向けて取り組んでいく」と述べ、多くの来場を呼び掛けた。
座喜味一幸市長は「今年は装いを新たにさらに魅力あるイベントとなることを期待している」とあいさつ。玉城デニー知事(代読・長濱為一宮古事務所長)が祝辞を述べた。
平良鏡原から来た3世代家族は「いろいろな出展や、ステージイベントもあってにぎやかで楽しい。肉祭りは、肉が売り切れていたのが残念だけれどコラボ開催でより楽しくなっている。ぜひ来年もやってほしい」と感想を話していた。