栄誉たたえ、活躍に期待/市民総合文化祭児童・生徒の部
受賞者111人を表彰/書道、美術など6部門
第18回市民総合文化祭「児童・生徒の部」の表彰式が2日、マティダ市民劇場で行われた。書道や美術、文芸など6部門で市長賞、教育長賞を受賞した計111人に賞状と盾などが贈られた。受賞者の努力の成果や栄誉をたたえるとともに、今後の活躍に期待を込めた。
今回の文化祭には、児童生徒から2664点の応募があり、548点が入賞した。この日はこのうち市長賞54人、教育長賞57人を表彰した。
主催者あいさつで座喜味一幸市長は「会場に訪れた市民も展示された作品や発表に感銘を受けたと思う。文化芸術活動をはじめ、勉強やスポーツ、興味があることを通して、今後さらに成長して活躍することを期待している。文化祭が心豊かなまちづくりに貢献していくことを願っている」と語った。
大城裕子教育長は「全作品を拝見したが、どの分野も大変素晴らしかった。個性的で魅力的な作品を見て、将来の宮古島市の文化的発展を担う人物が大勢居ると実感した。今後も得意分野を伸ばし、新しい分野に挑戦して宮古島市の文化の担い手としてさらに活躍することを期待している」と激励した。
書道展小学校の部で市長賞を受賞した外間海叶君(伊良部島小3年)は「努力したので市長賞が取れてうれしかった。作品を書くときは止めや右払いを注意して丁寧に書いた。書道は練習は大変だけど楽しい」と感想を述べた。
会場には保護者や関係者らが多数集まり、児童生徒が賞状を受け取るたびに大きな拍手を送っていた。
今年の市民総合文化祭は「創造する市民の文化」をテーマに行われた。展示部門は10月28、29の両日に市未来創造センターで開催された。