11団体個人を表彰/障害者週間文化作品展
市民投票で入賞者決定/市長「ピュアな気持ち共有」
障害者週間文化作品展の表彰式が21日、市役所で開催された。5部門の最優秀賞、優秀賞に選ばれた計11の団体、個人に座喜味一幸市長が表彰状を贈呈した。受賞者らは晴れやかな表情を見せ、今後の創作活動に意欲を示した。入賞作品は作品展を鑑賞した市民が投票で決めた。
毎年12月3~9日の障害者週間に合わせて作品展を実施。今年は標語9点、手芸11点、工芸13点、書道20点、絵画15点、写真6点の計74点の応募があった。
座喜味市長は「受賞おめでとう。皆さんの作品を見て市民は感動していた。障がいがある人もない人も等しくピュアな気持ちを共有できた。有意義な作品展だった。今後も創作活動を続けて、来年も良い作品を見せてほしい」と述べた。
標語部門で最優秀賞に輝いた嵩原清美さんは「すごくうれしい。賞状を受け取るまでは実感がなかった。みんなで文化祭を楽しんでいる様子を言葉にした」と喜んだ。
表彰されたのは次の皆さん(敬称略)
【標語部門】▽最優秀賞=「文化祭 皆で楽しく 作ってる」(ふれあいプラザ宮古・チョロさん)
【手芸部門】▽最優秀賞=「草木染めドレス~メイド・フロム・アベノマスク」(ふれあいプラザ宮古・プラザオールスターズ)▽優秀賞=「パイナップルドイリー」(グットトライ・下地芳子)
【工芸部門】▽最優秀賞=「サバを釣った浦島太郎」(オハナ宮古・知念さん)▽優秀賞=「犬の親子」(グットトライ・喜納悠太)
【書道部門】最優秀賞=「感謝」(ハートフルふきあげ・下地純)▽優秀賞=「俺の予定」(ふれあいプラザ宮古・Sさん)
【絵画部門】▽最優秀賞=「パゴタ」(宮古島カルディア・加藤信)▽優秀賞=「アニマルセラピー」(NPO法人マーズくこりもや・松田博明)
【写真部門】▽最優秀賞=「ぽかぽかおひるね」(就労支援B型事業所アダナス・上里勝美)▽優秀賞=「綺麗な満月の夜」(みやこ学園・上地美智代)