「食の祭典」が開幕/花・食フェス2024
新鮮、良質な県産品PR/消費拡大へ131事業者参加
【那覇支社】「てぃだサンサン 食べたらがんじゅう 沖縄産!」を合い言葉に、県産農林水産物や加工食品を県内外に広くアピールし、その消費拡大を図る県内最大の食の祭典、「おきなわ花と食のフェスティバル2024」(同推進本部主催)が20日、那覇市の奥武山公園で開会した。新鮮で良質な県産品の周知を図る。アフターコロナのフル開催は5年ぶり。
同公園内に設けられた特設ステージでは、県、JAグループや関係団体の代表らがテープカットで開会を告げるオープニングセレモニーを行った。
同フェスティバルは17回目。主催者を代表して、JAおきなわの前田典男理事長は「県産農林水産物や加工食品などを知ってもらい、見て、触れて、味わっていただくことにより、県民の理解と県産品の価値向上にご協力いただきたい」とあいさつした。
玉城デニー知事(池田竹州副知事代読)は「沖縄では旬を迎える新鮮でおいしい数多くの農水産物がある。県民には、実際に触れていただき、沖縄の農水業に対する理解を深め、地産地消を推進していきたい」と述べて、同フェスティバルが県内外に情報発信する場として機能していることを強調した。
同フェスティバルには、宮古関係者や関連する事業者も出展するなど、県内総計131団体の事業者らが展示会場や設置されたブースで県産品を紹介している。
主催者は2日間で延べ13万人の来場者を目指し、多くの企画などで同フェスティバルを盛り上げている。21日午後6時までの開催予定。