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産業・経済
2024年1月21日(日)8:59

上地、源河さん県農林漁業賞/花と食フェス

石嶺さんは海ブドウで優良賞/地域の模範となる実績修める

 

県農林漁業賞を受賞し、表彰状を授与された上地さん(左)と源河さん=20日、那覇市の奥武山公園

県農林漁業賞を受賞し、表彰状を授与された上地さん(左)と源河さん=20日、那覇市の奥武山公園

【那覇支社】20日に那覇市の奥武山公園で開幕した「花と食のフェスティバル2024」では、さまざまな表彰式が行われている。「県農林漁業賞」では、宮古島市から農産部門で、上地邦彦さんと、園芸部門で源河恵美子さんの2人が表彰された。また、「海ブドウ品評会」では、石嶺シーファーム(石嶺良太代表)が優良賞を獲得した。

県農林漁業賞は、農林漁業の経営改善、技術の近代化、協業化などで成果をあげ、地域の農林漁家の模範となる実績を修めた、優秀な生産者などを表彰している。

サトウキビを栽培する上地さんは、機械化の推進によって(栽培の)規模拡大を図り、自家苗園の使用や、土づくりに励んだことが評価された。

受賞の喜びを「みんなに支えられたことに感謝している。これからは、地域の後輩のために、農業技術の発展を目指し、指導もしていきたい」と述べた。

メロンなど園芸作物栽培に取り組む源河さんは、伊良部島で先駆的に施設野菜栽培に取り組み、生産技術や栽培管理が地域の模範となっていることが受賞につながった。

「伊良部島には、十分な水が無いので、農業を営むことには苦労がいる。指導いただいた関係者に感謝したい」と喜びを語った。

海ブドウ品評会は、安全・安心で高品質な県産海ブドウの認知度向上を目指して、今回が7回目となる。

受賞について、石嶺代表は「4度目の出品でやっと入賞できたので、うれしい。海ブドウの生産は、自然や天気を見ながらやっていく必要がある。宮古の海ブドウが毎年、入賞できるようになっていけたら」と強調した。


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