模範生徒に友利さんら/市教委
教育功労者は羽地さん/来月18日「教育の日」に表彰
市教育委員会の大城裕子教育長らは23日、市役所で会見し、「教育の日」に表彰される模範児童生徒と教育功労者、標語・川柳の入賞者を発表した。模範児童・生徒には友利ひとはさん(下地中3年)ら3個人1団体が、教育功労者には羽地芳子さん(旧下地町国際交流員)が選ばれた。「市の教育を語る市民大会」が2月18日にマティダ市民劇場で開かれ、表彰式や数学者・大道芸人のピーター・フランクルさんの講演が行われる。入場無料。
模範児童・生徒表彰は友利さんのほか、前田みぞれさん(城東中3年)、宮古工業高校自動車機械システム科3年(平良玄汰さんほか19人)、平良一喜さん(宮古総合実業高3年)に贈られる。
「教育の日」標語・川柳は3部門に計43点の応募があり、各部門から最優秀賞1点、優秀賞2点を決定した。
フランクルさんは「人生を楽しくする方程式」をテーマに講演する。1953年にハンガリー生まれで、国際数学オリンピックで金メダル獲得。12カ国語を話せるという。88年から日本に在住しており、テレビなどで活躍している。
市民大会では表彰式や講演のほか、教育DX(デジタルトランスフォーメーション)についての実践報告が行われる。
大城教育長は「市民大会は小・中・高校生、保護者にとっても教育について親子で考え、話し合う良い機会になる。多くの市民の来場をお待ちしている」と呼び掛けた。
標語・川柳の入賞者と作品は次の通り。(敬称略)
【小学校の部】最優秀賞=仲宗根翔平(西辺5年)「読み聞かせ 心もつなぐ 家族時間」▽優秀賞=松川もも(下地5年)「学校は 子どもの未来 つなぐ場所」、友利有志(鏡原4年)「平和な世 学べる喜び いつまでも」
【中学校の部】最優秀賞=下地琉生(下地2年)「おはようと あいさつかわす 通学路」▽優秀賞=小山蒼介(城東1年)「人のため 未来のために 今学ぶ」、村吉陸空(下地3年)「学び合い 未来へつなぐ 襷リレー」
【一般の部】最優秀賞=仲宗根雛希(宮古総合実業高2年)「ありがとう 元気の源は 地域から」▽優秀賞=立津元勇(一般・平良)「教育は 人生航路の 羅針盤」、波平文子(同・伊良部)「傘寿すぎ まだまだ読める 好きな本」