11/26
2024
Tue
旧暦:10月25日 仏滅 癸 
政治・行政
2024年1月27日(土)9:00

水道料金を免除へ/2月徴収分、4度目

経済的負担軽減への支援策/市議会臨時会

 

提出した予算案など9件について説明する座喜味市長(壇上)=26日、市議会全員協議会室

提出した予算案など9件について説明する座喜味市長(壇上)=26日、市議会全員協議会室

市議会(平良敏夫議長)の臨時会が26日、同本会議場で行われた。提案された議案を審議し、2月徴収分の一般水道料金を免除することなどを可決した。物価高騰の影響を受けた市民の経済的負担を軽減するための支援策で昨年1、2月と今年1月に続いて4度目。

水道料金の免除については、議員から基本料金をゼロにすることで、世帯ごとの平等性が保たれる、との意見もあったが兼島方昭水道部長は「一般的に水道使用量は世帯人数が少なければ低料金、多ければ高料金となる。世帯人数が多ければ生活費の支出も多くなることを踏まえ、生活環境に合わせた物価高騰時における生活困窮支援をより高い効果とするためには、家族の人数で増減する料金を免除対象とすることで個人給付に近い平等性を保つことができる」と説明した。

さらに、「水道使用水量は1人で月8立方メートルの水を使用すると試算され、換算すると1人当たり税抜き1350円の免除となる」と述べた。

今臨時会には一般会計補正予算など予算議案6件、条例議案と議決議案、報告各1件の計9件が提出された。一般会計予算の補正額は2億8723万円で、補正後における一般会計予算の総額は418億835万7000円となる。

また、介護保険特別会計補正予算では、23年度介護報酬改定に伴うシステム改修費として327万3000円を増額する。

このほか、▽公共下水道事業会計補正予算▽農業集落排水事業会計補正予算▽漁業集落排水事業会計補正予算▽手数料徴収条例の一部改正▽和解および損害賠償の額の決定について▽専決処分の報告-が提案され原案通り可決した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!