久松が連覇達成/全宮古小学駅伝
19位からの大逆転劇/20チーム出場 2位上野、3位平一
第42回全宮古小学校駅伝競走大会(主催・宮古地区小学校体育連盟)は27日、市陸上競技場を発着点とする男女10区間14キロのコースで行われ、久松Aが52分7秒で2連覇を果たした。1区で19位と出遅れたものの2~4区で一気に挽回。トップに立つとそのまま逃げ切り、大逆転劇を演じた。2位は上野A、3位は平良第一Aが入った。
大会には16校から合同チームを含む20チームが出場。周回コースの男女5区間ずつで、男子は1.6キロ、女子は1.2キロで健脚を競った。
久松は1区では19位と苦しい出だしとなったが、2区の屋比久崇斗君が10人抜きの力走で9位に押し上げ、勢いをつけた。
3区の大渕芽依さんは5年生ながら大会新記録を更新する快走で5人を抜き去った。4区の友利悠大君がさらに3人をかわし、トップを奪った。
その後は粘りの走りで後続との差を守った。アンカーの島尻蒼生君が2位に20秒差をつけてゴールテープを切った。
個人賞の1位は男子が下地飛右馬君(南A6年)で5分24秒、女子が大渕さん(久松A5年)で4分5秒だった。
前回記録と比べて最も短縮した学校に贈られる「躍進賞」は3分28秒短縮した多良間が選ばれた。
結果は次の通り。
【総合成績】①久松A52分7秒②上野A52分27秒③平良第一A53分16秒④南A53分25秒⑤下地53分55秒⑥西辺54分26秒⑦多良間54分59秒⑧鏡原55分2秒
【男子(1.6キロ)個人順位】①下地飛右馬(南A)5分24秒②屋比久崇斗(久松A)5分33秒③友利悠大(同)5分36秒、築城拓人(上野A)5分36秒⑤饒平名清志郎(下地)5分42秒⑥根間陽好(同)5分44秒、立津希仁(北A)5分44秒、新城琉輝(西辺)5分44秒
【女子(1.2キロ)個人順位】①大渕芽依(久松A)4分5秒=大会新記録②赤嶺理愛(西辺)4分11秒、知念結愛(鏡原)4分11秒④村山結里(平良第一A)4分18秒⑤松川莉緒(多良間)4分19秒⑥下地乃依瑠(南A)4分20秒⑦下地叶望(上野A)4分25秒⑧伊計果音(久松A)4分28秒