大会に向け続々来島/宮古島大学駅伝
2日間で3校が宮古入り
「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2024」が11日に市陸上競技場発着で開催される。大会に出場する芝浦工業大の選手ら8人が7日、順天堂大学、専修大学の2校の選手、スタッフの計22人が8日、下地島空港に到着した。同大会実行委員会の本村邦彦実行委員長らが横断幕で歓迎した。
芝浦工大の柏木朋也コーチは「4年生は卒論研究が終わったばかり。大会を通して早く元の状態に戻し、次のステップへの足掛かりにしてほしい。1年生は、4年生と走る最後の機会。いろいろなものを吸収し今後につなげてほしい」と語った。
同大学の橋本章央さん(4年)は「(研究で忙しく)走り込めていないので不安はあるが体調はいい。区間賞を取ってチームのために貯金を作りたい」と話した。
順天堂大学の長門俊介監督は「箱根で思うような走りができなかったので、今大会で力があることを確認したい」と語った。
同大学の岩島共汰さん(3年)は「気合は十分入っている。コースがきついと聞いているが、上り坂が得意なので大丈夫」と話した。
専修大学の長谷川淳監督は「1、2年生中心のメンバーだが、経験を積んで箱根予選につなげたい」と期待した。
同大学の具志堅一斗さん(1年、コザ高出身)は「大学に入って初めての駅伝出場で楽しみ。他の大学は強いが、くらいついていきたい」と意気込んだ。
これで出場9校のうち4校が来島。残り5校はきょう9日に宮古入りし、各校が大会に向けて強化を図る。