36個人9団体を表彰/市スポーツ協
大会での活躍たたえる
2024年宮古スポーツ振興表彰式(主催・市スポーツ協会)が9日、市総合体育館で開かれた。同協会の砂川恵助会長が、南日本ホープス全九州卓球選手権大会小学小3~4年シングルスで優勝した上地彩菜(東小3年)ら36個人9団体を表彰してスポーツ振興への功績をたたえ、今後のさらなる活躍を期待した。
この表彰式は、スポーツの分野で優秀な成績を収めた児童生徒や一般の競技者および団体、指導者を表彰するもの。
表彰式で、砂川会長は「皆さんの活躍は宮古圏域全体のスポーツファンに夢と希望を与え、改めてスポーツの力の素晴らしさを多くの圏域住民と共有できた」とたたえた。
その上で、「これからも真摯(しんし)に練習を積み、自ら学び続け宮古の代表としての誇りと自信をもって精進してほしい。多くの市民に認められ尊敬される競技者となって、スポーツ界の発展に貢献していただきたい」と期待を示した。
大城裕子教育長(代読・天久珠江生涯学習部長)は祝辞で、「市民に大きな活力を与えてほしい」とさらなる活躍を願った。
受賞者110人を代表してあいさつした、特別国体カヌー競技少年男子カナディアンペア500メートル優勝の平良一喜さん(宮古総合実業高校3年)は、一度は諦めたカヌーの道に打ち込むまでを振り返り「どんな逆境でも意思を貫けば乗り越えられない壁はないと学んだ」と語り、受賞した仲間たちに「この島で培ってきたことを生かし、自己実現のために頑張っていこう」と呼び掛けた。