確定申告始まる/宮古島税務署
早め呼び掛け
2023(令和5)年分所得税などの確定申告が16日、全国一斉に始まった。宮古島税務署でも午前9時の受付開始と同時に多くの市民が申告に訪れた。同署では税理士会や、この期間だけの非常勤職員を動員して対応に当たっている。同署の職員は「後半になると窓口が大変混雑し、申告に時間がかかるので早めの申告をお願いしたい」と呼び掛けた。
申告の受付会場は同署2階。時間は土、日、祝日を除く午前9時から午後4時まで。期間は所得税と贈与税が3月15日まで、個人事業者の消費税は4月1日まで。確定申告の相談窓口も開設されている。申告相談や納付の受け付けは午前9時から午後4時までで、申告相談については入場整理券が必要となる。当日受け付けも行うが、希望日の10日前から「LINE」で事前発行ができる。
自宅や事務所のパソコンからインターネットを利用して申告と納税ができるe-Tax(イータックス)の利用も促している。イー・タックスは休日や夜間でも申告できる。スマホのカメラで読み込むと、源泉徴収票の内容を読み取り、自動入力やマイナポータル連携で保険料控除、ふるさと納税などの自動入力も可能となる。