模範児童生徒を表彰/宮古島市
「社会の創り手育成へ」/市教委主催 教育を語る市民大会
「市教育の日」の18日、教育を語る市民大会(主催・市教教育委員会)がマティダ市民劇場で開かれ、模範児童生徒、教育功労者、教育の日標語・川柳入賞者の表彰があった。数学者で大道芸人のピーター・フランクルさんが「人生を楽しくする方程式」と題して講演した。
大城裕子教育長は「将来予測が困難な時代において、未来に向けて自らが社会の創り手となり、問題解決などを通じて持続可能な社会を維持・発展させていく人材の育成が求められている。また多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じるとともに地域や社会が幸せや豊かさを感じられる教育を実現していかなければならない。調和と協調に基づくウェルビーイングを目指して子供たちを育んでいきたい」とあいさつした。
教育の日標語川柳入賞者は9人、模範児童生徒は友利ひとはさん(下地中3年)、前田みぞれさん(城東中3年)、宮古工業高校自動車機械システム科3年(平良玄汰さんほか19人)、平良一喜さん(宮古総合実業高3年)、教育功労者は羽地芳子さん(旧下地町国際交流員)が表彰された。
宮工生は市内の小中学校、企業などに製作したアルコールスタンド、ベンチ、テーブルを寄贈、宮古島まもる君を修繕した。平良さんは国体のカヌー競技で優勝。羽地さんは下地中の台湾交流に貢献した。
標語・川柳の入賞者と作品は次の通り。(敬称略)
【小学校の部】最優秀賞=仲宗根翔平(西辺5年)「読み聞かせ 心もつなぐ 家族時間」▽優秀賞=松川もも(下地5年)「学校は 子どもの未来 つなぐ場所」、友利有志(鏡原4年)「平和な世 学べる喜び いつまでも」
【中学校の部】最優秀賞=下地琉生(下地2年)「おはようと あいさつかわす 通学路」▽優秀賞=小山蒼介(城東1年)「人のため 未来のために 今学ぶ」、村吉陸空(下地3年)「学び合い 未来へつなぐ 襷(たすき)リレー」
【一般の部】最優秀賞=仲宗根雛希(宮古総合実業高2年)「ありがとう 元気の源は 地域から」▽優秀賞=立津元勇(一般・平良)「教育は 人生航路の 羅針盤」、波平文子(同・伊良部)「傘寿すぎ まだまだ読める 好きな本」