市に地域創生金賞/楽天トラベルアワード
市長「知名度さらに」/2宿泊施設も高評価
楽天グループが運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」はこのほど、国内の登録宿泊施設や自治体を表彰する「楽天トラベルアワード2023」を発表した。宮古島市が「楽天トラベル地域創生賞ゴールドアワード」を受賞。楽天グループの関係者が21日、市役所で座喜味一幸市長にトロフィーを贈呈した。ゴールドアワードは全国から3自治体のみ。
宿泊施設を表彰するゴールドアワードには、市内から「かりゆしコンドミニアムリゾート宮古島 ふくぎステイズ」と「フェリスヴィラスイート宮古島・上野」の2施設が選ばれた。
楽天トラベルアワードは、全国の「楽天トラベル」登録宿泊施設を対象に、過去1年間で顕著な実績と高い評価を得た宿泊施設を表彰する制度。
宮古島市は「楽天ふるさと納税」におけるトラベルクーポン返礼品への寄付を通じて、特に応援された自治体を表彰する「楽天トラベル地域創生賞」のゴールドに選ばれた。ほか2自治体は浦安市(千葉県)と恩納村。シルバーは7自治体で県内からは石垣市が入った。
楽天グループの地域サービス戦略企画部ジェネラルマネージャーの山嶋耕平さんは「楽天トラベルのシェアが20~25%になり、旅行業界や地域のことも考えたことをしようと設立した。受賞、おめでとうございます」と述べた。
座喜味市長は「この賞を頂いたことは宮古島市の知名度が上がって、選ばれる観光地になりつつあると感じている。名誉な賞だ」と喜んだ。