1工区34%、2工区20%
西里通り 下水道工事進捗率/市下水道課
昨年12月から行われている県道78号線(西里通り)での公共下水道枝線工事で、ファミリーマート付近から宮古屋交差点付近の1工区の進捗(しんちょく)率が1月末までで34%、旧福嶺医院付近からファミリマート付近までの2工区は20%となっている。市下水道課では工期の3月31日までの完了を目指している。同工事は全長462メートルに下水道管を埋設するもので、今年度の予算は約1億2000万円。
工事は旧福嶺病院から市場通り周辺までの道路中央に下水管を施設し、周辺の店舗などの生活雑排水を引き込むもの。生活雑排水は下水管を通して市場通りの本管に流し込むことで、悪臭の原因とみられる生活雑排水が側溝に流れ込んでいる現状の解消が図られる。
下水道管施設に合わせて、市では下水道管接続工事に掛かる費用の補助金(市公共下水道接続促進事業補助金)を行う予定。
同補助金は合併処理浄化槽を設置している建物については工事が5万円以上の場合は5万円、5万円未満の場合は工事に掛かった金額。単独処理浄化槽またはくみ取り式便所を設置している建物については工事費が10万円以上の場合は10万円、10万円未満の場合は工事に掛かった金額が補助されるという。同事業は次年度から事業導入予定となっている。