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2024年7月21日(日)9:00
ツマグロゼミ徐々に減少 施設改築、近親交配対策を提言
市教育委員会は19日、市歴史文化資料館で会見し、ツマグロゼミの羽化調査について、上野新里の増殖施設敷地内や同豊原ウナトゥ地域の生息コロニーなどで計974個体を確認したと報告した。7年目となる調査を行った佐渡山安公さんは「徐々に個体数が減ってきている」とした上で、増殖に向け、「施設を改築し今年発見したウナトゥのセミとの交配で近親交配の対策が図られる」と語った。